設置環境を考慮したガス絶縁機器用Oリングの荷重に基づくガス漏れ評価手法

カテゴリ: 部門大会

論文No: 247

グループ名: 【B】令和6年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2024/08/23

タイトル(英語): Development of Gas Leakage Evaluation Method based on loading of O-rings Attached to Gas Insulated Equipment Considering Installation Conditions

著者名: 堀康彦（電力中央研究所），水谷嘉伸（電力中央研究所）

著者名(英語): Yasuhiko Hori (Central Research Institute of Electric Power Industry), Yoshinobu Mizutani (Central Research Institute of Electric Power Industry)

キーワード: Ｏリング|ガス漏れ|荷重|ガス絶縁機器|劣化評価|O-ring|Gas leakage|Load|Gas insulated equipment|Deterioration evaluation

要約(日本語): ガス絶縁機器をはじめ電力機器に使用されるＯリングは、熱や酸素などにより劣化し、内封するガス等が漏洩して絶縁性能が低下するなど機器の寿命や信頼性に影響を与える。Ｏリングの劣化状態は、従来、内封するガス圧力によらず、Ｏリングの寸法変化に基づいた圧縮永久歪率が80％を超えた場合にガス等が漏れる可能性があるとの経験則に基づき評価され、力学的な観点で不明確な点が多い。そこで、内封するガスはＯリング荷重で保持されることから、ここでは、Ｏリング設置環境を考慮したガス漏れの評価指標となる「Ｏリング荷重残率」を推定する手法およびＯリング設置環境を考慮したガス漏れの評価指標推定ツールによる活用例について報告する。

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