電気自動車のSOC電力源ラベリング技術の研究―第一報 クラウドサーバを用いたラベリングアルゴリズムの実証実験―

カテゴリ: 部門大会

論文No: 265

グループ名: 【B】令和6年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2024/08/23

タイトル(英語): Research on SOC Power Generation Labeling Technology for Electric Vehicles - First Report: Demonstration Experiment of Labeling Algorithm using Cloud Server

著者名: 上野将樹（本田技研工業），佐々木正法（本田技研工業）

著者名(英語): Masaki Ueno (Honda Motor Co.,Ltd.), Masanori Sasaki (Honda Motor Co.,Ltd.)

キーワード: 再生可能エネルギー|電気自動車|ラベリング|バッテリー|ブロックチェーン|renewable energy|electric vehicle|labeling|battery|blockchain

要約(日本語): 2050年カーボンニュートラル実現のため，我々は製品利用時のCO2排出量（Scope3 Category11：S3C11）の低減を目指し，EVへの充電電力の再生可能エネルギーの有効活用技術に着目している。ところが，平均値に基づく現行のS3C11算定プロトコルは，個別の製品利用の実態が反映されないため，例えば自家太陽光発電によるEV充電がS3C11算定に考慮されない課題がある。そこで，筆者らはEV充電電力とバッテリ残電力量（SOC）に発電電力源の情報を付加するSOCラベリング技術の基礎研究をすすめている。本稿では，発電源の情報を充電器経由でEVが取得できない現状の制約を考慮し，HEMSからクラウド経由で発電源情報をEVが取得するシステムを提案するとともに，実証実験結果を報告する。

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