インパルス電圧測定用高電圧プローブの応答特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 267

グループ名: 【B】令和6年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2024/08/23

タイトル(英語): Response Characteristics of the High Voltage Probe for Impulse Voltage Measurements

著者名: 児保勇樹（千葉工業大学），安住遼太郎（千葉工業大学），木村陸太（千葉工業大学），南汰希（千葉工業大学），宮武飛雄馬（千葉工業大学），釣一博（日本ファインケム），脇本隆之（千葉工業大学）

著者名(英語): Yuuki Koyasu (Chiba Institute of Technology), Ryoutarou Azumi (Chiba Institute of Technology), Rikuta Kimura (Chiba Institute of Technology), Taiki Minami (Chiba Institute of Technology), Hyuuma Miyatake (Chiba Institute of Technology), Kazuhiro Tsuri (JAPAN Finechem Co. Inc.), Takayuki Wakimoto (Chiba Institute of Technology)

キーワード: インパルス電圧測定|トレーサビリティ|Impulse voltage measurement|Traceability

要約(日本語): MRA校正が可能な雷インパルス電圧測定システムとして、市販の定格電圧150 kVの高電圧プローブを用いた測定システムの構築を進めている。本稿はその測定システムの中核をなす変換装置(プローブ)についてその概要を示し，IEC60060-2に規定する性能試験の一つである直角波応答特性試験を実施したのでその概要並びに試験結果について述べたものである。直角波応答試験に関するIEC規格の要求は応答時間≦15 ns，安定時間≦150 ns，部分応答時間≦20 nsであるが、いずれの値もこれらの要求値を十分下回ることを示した。今後はIECが規定する他の性能試験も実施し、測定の不確かさを評価する計画である。

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