現地試験用インパルス電圧基準分圧器の温度特性試験

カテゴリ: 部門大会

論文No: 268

グループ名: 【B】令和6年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2024/08/23

タイトル(英語): Temperature Characteristics Test of Reference Divider for Impulse Voltage Test on Site

著者名: 脇本隆之（千葉工業大学），宮嵜悟（電力中央研究所），栗本祐司（木更津工業高等専門学校），石井勝（東京大学）

著者名(英語): Takayuki Wakimoto (Chiba Institute of Technology), Satoru Miyazaki (Central Research Institute of Electric Power Industry), Yuuji Kurimoto (National Institute of Technology, Kisarazu college), Masaru Ishii (The university of Tokyo)

キーワード: インパルス電圧|トレーサビリティ|Impulse voltage|Traceability

要約(日本語): 雷インパルス高電圧計測システムのJEMICによるJCSS校正は測定の不確かさを維持するために固定運用を行っており，測定システムを持ち込んで校正試験を実施している。そのため試験所によっては大型となる分圧器を移動できず，校正の機会を逸する状態となっている。このような状況に対応して筆者らはオンサイト校正試験用測定系を開発しており，定格電圧300 kVの基準分圧器の性能評価を進めている。なかでもオンサイト校正試験の実施環境は温度管理されていない場合が多い。そこで本稿では，基準分圧器の温度特性試験を実施したのでその概要ならびに試験結果について報告する。

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