発熱箇所の特定による高経年22 kVモールド変圧器の絶縁破壊位置の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 316

グループ名: 【B】令和6年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2024/08/23

タイトル(英語): Investigation of Breakdown Location in an Aged 22 kV Cast Resin Transformer by Identifying Heat Generation Spot

著者名: 宮川瑞輝（九州工業大学），豊田志苑（九州工業大学），河野英昭（九州工業大学），匹田政幸（九州工業大学），小迫雅裕（九州工業大学），原田芳裕（東京電力パワーグリッド），武井勝俊（東京電力パワーグリッド），池田勝（東京電力パワーグリッド），宮崎和則（東京電力パワーグリッド），二川和弘（東京電力パワーグリッド）

著者名(英語): Miyagawa Mizuki (Kyushu Institute of Technology), Toyoda Shion (Kyushu Institute of Technology), Kawano Hideaki (Kyushu Institute of Technology), Hikita Masayuki (Kyushu Institute of Technology), Kozako Masahiro (Kyushu Institute of Technology), Harada Yoshihiro (TEPCO Power Grid, Inc.), Takei Katsutoshi (TEPCO Power Grid, Inc.), Ikeda Masaru (TEPCO Power Grid, Inc.), Miyazaki Kazunori (TEPCO Power Grid, Inc.), Futakawa Kazuhiro (TEPCO Power Grid, Inc.)

キーワード: モールド変圧器|部分放電|絶縁破壊|cast resin transformer|partial discharge|dielectric breakdown

要約(日本語): これまで筆者らは，高経年22 kV モールド変圧器の加速劣化試験を実施し，絶縁破壊までの長期交流部分放電特性を評価した。また，同器と人工欠陥の位相分解部分放電（phase resolved partial discharge: PRPD）パターンの差異を定量的に評価し，同器の欠陥が絶縁内部の巻線層間ボイドである可能性が高いことを示した。しかし，同器の絶縁内部を観察することは容易ではないため，絶縁破壊位置の特定は実施されていなかった。本報では，高経年22 kV モールド変圧器の絶縁破壊位置を特定するために，絶縁破壊後の同器に電圧印加して，発熱箇所から絶縁破壊位置の検討を行った結果を報告する。

PDFファイルサイズ: 495 Kバイト