エポキシ樹脂中の複数ボイドにおけるPD発生様相
エポキシ樹脂中の複数ボイドにおけるPD発生様相
カテゴリ: 部門大会
論文No: 319
グループ名: 【B】令和6年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2024/08/23
タイトル(英語): Partial discharges phenomenon in multiple voids in epoxy resins
著者名: 近藤卓矢(宮崎大学),迫田達也(宮崎大学),Linn Htet Swe Zin(宮崎大学),池田勝(東京電力パワーグリッド),武井勝俊(東京電力パワーグリッド),宮崎和則(東京電力パワーグリッド),原田芳裕(東京電力パワーグリッド)
著者名(英語): Takuya Kondo (Miyazaki University), Tatsuya Sakoda (Miyazaki University), Linn Htet Swe Zin (Miyazaki University), Masaru Ikeda (TEPCO Power Grid,Incorporated), Katsutoshi Takei (TEPCO Power Grid,Incorporated), Kazunori Miyazaki (TEPCO Power Grid,Incorporated), Yoshihiro Harada (TEPCO Power Grid,Incorporated)
キーワード: 部分放電|エポキシ樹脂|絶縁破壊|電気トリー|partial discharge,|epoxy resin|breakdown|electrical tree
要約(日本語): エポキシ樹脂は高い電気絶縁性を有するため,モールド変圧器等の電力機器の絶縁材に使用されている。しかし,巻線部をエポキシ樹脂でモールドした際に樹脂内に気泡等が残留することによりボイドが生じることがある。高電界中にボイドが存在すると,部分放電が生じ,絶縁破壊事故につながる恐れがあるため,事故の未然防止の観点からモールド変圧器の劣化傾向を明らかにすることが望まれている。著者等は,モールド変圧器中で発生する部分放電現象に着目し,変圧器巻線部を模擬した試料を製作し,試料内で発生させたPDの計測及び特徴解析を行っている。本報告では,模擬試料を用いて計測した PD電荷量とPD発生頻度,加えて信号波形の周波数特徴を解析した結果について述べる。
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