電力用変圧器の過負荷運用時のコスト評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 323

グループ名: 【B】令和6年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2024/08/23

タイトル(英語): Cost Evaluation of Overload Operation for Power Transformers

著者名: 水谷嘉伸（電力中央研究所），宮嵜悟（電力中央研究所），田口彰（九州電力）

著者名(英語): Yoshinobu Mizutani (Central Research Institute of Electric Power Industry), Satoru Miyazaki (Central Research Institute of Electric Power Industry), Akira Taguchi (Kyushu Electric Power)

キーワード: 電力用変圧器|過負荷運用|平均重合度|コスト評価|power transformer|overload operation|average degree of polymerization|cost evaluation

要約(日本語): 電力用変圧器の過負荷運用による寿命低下が運用コストに与える影響を評価した。運用コストを設置時の変圧器コストと更新までの保守コスト（修繕費）の合計とし，実機器の機器の仕様とその負荷実績に基づき，過負荷運用した場合に寿命レベルに到達する期間までの年平均値により過負荷運用が運用コストに与える影響を総合的に評価した。一般に経年により保守コストが増加する傾向があることが知られており，その場合には，過負荷運用し適切な時期に更新することによりコストメリットがあることが分かった。

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