運転温度付近の加熱における菜種油のガス発生特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 329

グループ名: 【B】令和6年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2024/08/23

タイトル(英語): Characteristics of gas generation from rapeseed oil heated at operating temperature

著者名: 本間大成（電力中央研究所），宮嵜悟（電力中央研究所），水谷嘉伸（電力中央研究所）

著者名(英語): Taisei Homma (Central Research Institute of Electric Power Industry), Satoru Miyazaki (Central Research Institute of Electric Power Industry), Yoshinobu Mizutani (Central Research Institute of Electric Power Industry)

キーワード: 変圧器|植物油|油中ガス分析|異常診断|Transformer|Natural ester|Dissolved gas analysis|Fault diagnosis

要約(日本語): 近年，電力用油入変圧器の絶縁油として植物油の適用が増加している。そこで，植物油入変圧器の油中ガス分析による異常診断基準の検討がされている。これまで，変圧器内部異常を模擬した実験により植物油中でのガス発生特性が調べられており，鉱油と類似した傾向であることが報告されている。他方，鉱油入変圧器は平常状態でも経年によりガスが発生することが知られているものの，植物油入変圧器における経年でのガス発生特性についてはまだ明らかにされていない。そこで，菜種油試料を100℃未満の温度で加熱し，絶縁油と同時に加熱する材料および加熱温度を変化させたときのガス発生特性を測定した結果を報告する。

PDFファイルサイズ: 442 Kバイト