配電損失最小化を目的とした最適潮流計算によるスマートインバータVolt-Var制御曲線決定手法

カテゴリ: 部門大会

論文No: P29

グループ名: 【B】令和6年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2024/08/23

タイトル(英語): Determination Method of Volt-Var Control Curve in Smart Inverters by Optimal Power Flow for Minimizing Distribution Power Loss

著者名: 下山直人（富山大学），小出明（富山大学），井上俊雄（富山大学）

著者名(英語): Naoto Shimoyama (University of Toyama), Akira Koide (University of Toyama), Toshio Inoue (University of Toyama)

キーワード: Volt-Var制御|スマートインバータ|最適潮流計算|配電系統|配電損失|Volt-Var Control|Smart Inverter|Optimal Power Flow|Distribution System|Distribution Power Loss

要約(日本語): 近年、脱炭素化に向け太陽光発電(PV)に期待が高まっている。しかし、PVが導入される配電系統では、逆潮流による電圧上昇が問題となる。解決策としてPCS(Power Conditioning System)による無効電力制御が実施されている。そして、従来のPCSに通信機能等を追加することにより遠隔で制御パラメータ調整が可能であるスマートインバータを使用した制御が期待されている。筆者らはこれまで、系統内の同期発電機の起動数が減少しPCSの無効電力制御による電圧維持が困難になる状況を想定し、無効電力制御量最小化を目的とした最適潮流計算によるVolt-Var制御曲線決定手法を検討してきた。そして本研究では、配電損失最小化を目的とした最適潮流計算によるVolt-Var制御曲線決定手法を提案する。

PDFファイルサイズ: 389 Kバイト