センサノイズ環境下での単相同期化力インバータのロバスト性向上に関する検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: P35

グループ名: 【B】令和6年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2024/08/23

タイトル(英語): A Study on Robustness Improvement for Single-phase Synchronous Inverter against Sensor Noise

著者名: 山下浩平（広島大学），川野利貴（広島大学），造賀芳文（広島大学），餘利野直人（広島大学/呉工業高等専門学校），佐々木豊（広島大学）

著者名(英語): Kohei Yamashita (Graduate School of Advanced Science and Engineering, Hiroshima University), Riki Kawano (Graduate School of Advanced Science and Engineering, Hiroshima University), Yoshifumi Zoka (Graduate School of Advanced Science and Engineering, Hiroshima University), Naoto Yorino (National Institute of Technology (KOSEN), Kure College), Yutaka Sasaki (Graduate School of Advanced Science and Engineering, Hiroshima University)

キーワード: ロバスト制御|モデル誤差抑制補償器|単相同期化力インバータ|Robust Control|Model Error Compensator|Single-Phase Synchronous Inverter

要約(日本語): 本研究は、単相同期化力インバータ(Single-phase Synchronous Inverter : SSI)のセンサノイズ環境下でのロバスト性向上を目的としている。インバータ実機では，演算誤差やノイズといった様々な不確実性の影響により所望の出力を得られない可能性がある。これらの影響を抑制するモデル誤差抑制補償器（Model Error Compensator : MEC）を設計し，その有効性をシミュレーションで検証した。特に、SSI制御系の同期コントローラ（SC）におけるモデル誤差とノイズを考慮したMECの設計を行い、その結果、それらの影響が抑制されることが確認された。今後は、設計範囲の拡大と実機での有効性の検証を予定している。

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