マイクログリッドの運転計画における拡張BPSOを用いた特定対象機器設備に適応できる最適化手法
マイクログリッドの運転計画における拡張BPSOを用いた特定対象機器設備に適応できる最適化手法
カテゴリ: 部門大会
論文No: P37
グループ名: 【B】令和6年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2024/08/23
タイトル(英語): Optimization method adaptable to actual equipment operation of microgrid using extended BPSO
著者名: 鄒宇軒(早稲田大学),鄭培鈞(早稲田大学),中西要祐(早稲田大学)
著者名(英語): Yuxuan Zou (Waseda University), Peijun Zheng (Waseda University), Yousuke Nakanishi (Waseda University)
キーワード: マイクログリッドシステム|熱電併給システム|蓄電池システム|運用最適化|バイナリー粒子群最適化|microgrid system|Combined Heat and Power|battery system|operational optimization|binary particle swarm optimization
要約(日本語): 日本や中国において、マイクログリッドシステム(MGS)の安定したエネルギー供給は災害時のレジリエンス向上に重要である。本研究では、従来の方法でCHPや蓄電池の精確な制御が困難である機器設備を対象として、実際の運用条件を想定し、設備の動作状態のみを制御することで、最適な運転計画手法を提案する。中国江蘇省鎮江市の実験データを用い、拡張バイナリ粒子群最適化(BPSO)アルゴリズムを適用した結果、現行のルールベース制御(RBC)と比べて42%のコスト削減効果を達成した。今後の研究では、動的熱損失計算を導入し、システムの完全な熱モデルを構築し、MGS運転コストとCO2排出量のバランスを取る多目的制御最適化を展開していく予定である。
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