確率潮流計算を用いた任意の潮流断面に対する系統解析
確率潮流計算を用いた任意の潮流断面に対する系統解析
カテゴリ: 部門大会
論文No: P38
グループ名: 【B】令和6年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2024/08/23
タイトル(英語): Grid analysis for arbitrary power flow cross section with probabilistic power flow
著者名: 水口祥(早稲田大学),岩村一昭(早稲田大学),中西要祐(早稲田大学),服部昇(東京電力ホールディングス),春日衛(東京電力ホールディングス)
著者名(英語): Sho Minakuchi (Waseda University), Kazuaki Iwamura (Waseda University), Yosuke Nakanishi (Waseda University), Noboru Hattori (TEPCO Holdings, Inc), Mamoru Kasuga (TEPCO Holdings, Inc)
キーワード: 確率潮流計算|系統連系|再生可能エネルギー|無効電力|Probabilistic power flow|Grid connect|Renewable energies|Reactive power
要約(日本語): カーボンニュートラル実現に向けて、再生可能エネルギー(再エネ)の利用・導入が進むことが考えられる。再エネの出力は変動するため、大規模な再エネ電源が連系されると既存系統内の送電線の線路潮流に影響を及ぼし、系統運用が困難になることが想定される。そのため、線路潮流への影響を解析する必要がある。そこで、確率潮流計算を用いることによって不確実性を考慮し、線路潮流値だけでなく線路潮流の変動分布として表すことができる。現在、系統混雑が生じた際には調整電源として設定される発電機を出力抑制することで需給バランスを維持している。今後、再エネ大量導入に向けて、変動に対する調整電源の選定の必要がある。こうした背景から、本研究では①重負荷断面における再エネ変動を考慮した調整電源の位置検討及び発電配分の検討②軽負荷断面における系統の無効電力解析の2点を実施する。
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