出力電圧位相制御を適用した自励電力変換器による系統制御効果の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: P45

グループ名: 【B】令和6年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2024/08/23

タイトル(英語): Study on Power System Control by Self-Commutated Power Converter with Output Voltage Phase Control

著者名: 川口大貴（徳島大学），北條昌秀（徳島大学）

著者名(英語): Hirotaka Kawaguchi (Tokushima University), Masahide Hojo (Tokushima University)

キーワード: 分散形電源|系統安定性|自励電力変換器|位相制御|distributed energy resources|power system stability|self-commutated power converter|phase control

要約(日本語): 近年，電力系統に連系される自励電力変換器の台数とその容量が増えてきている。自励変換器を系統連系するとき，通常は連系点電圧位相を基準として所望の有効・無効電力の授受を行うべく，出力電圧と周波数は電力系統に依存して制御される。しかし，今後，自励変換器を用いた電源の導入が急速に進むと，特に小規模の電力系統や弱い系統において同期機が担っていた同期化力の低下が懸念される。本稿では，連系点周波数の変動に応じて制御ゲインを調整して出力制御を行う出力電圧位相制御と動揺方程式を模擬した制御の制御効果を検討し，周波数変動，並びに電圧変動の抑制効果を検証した結果について述べる。

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