電力用変圧器のライフサイクルCO2の検討
電力用変圧器のライフサイクルCO2の検討
カテゴリ:部門大会
論文No:309
グループ名:【B】令和7年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日:2025/9/5
タイトル(英語):Consideration of the Lifecycle CO2 of Power Transformers
著者名:小木瑞(日立エナジージャパン),山口耕平(日立エナジージャパン),Younjeong Hong(日立製作所)
著者名(英語): Mizuki Ogi (Hitachi Energy Japan Ltd.), Kohei Yamaguchi (Hitachi Energy Japan Ltd.), Younjeong Hong (Hitachi Ltd.)
キーワード:電力用変圧器,LCA,カーボンフットプリント,サプライチェーン,Power Transformer,LCA,Carbon Footprint,Supply Chain
要約(日本語):本稿では、電力用変圧器のライフサイクルフローとGHGプロトコルに規定されるスコープ分類の関係を整理した。そして、見積段階の設計データの情報を用いてライフサイクル全体でのCO2排出量を算出した。その結果、運用・保守が全体の約99%を占め、資材調達が約0.5%を占めた。運用・保守段階におけるCO2排出量の削減は、主に製造者が損失の少ない変圧器を製造すること、あるいはユーザーがCO2排出係数の低い電気を使用することで実現できる。資材調達においては、製造者がCO2排出量の少ない資材を選定・設計することで削減できる。また、資材調達を含むCradle to Gateの各段階は、変圧器ユーザーが要求する購入仕様に基づいている。このように、変圧器のCO2排出量を削減するためには、スコープ3についてメーカーとユーザーが協力する必要がある。特に、Cradle to Gateはユーザーから提供された購入仕様が前提となるため、メーカーは見積もり時にCO2排出量をユーザーへ提示し、環境影響の観点から変圧器の仕様を検討することが重要である。
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