敵対的ドメイン適応によるノイズ環境下の部分放電診断精度向上
敵対的ドメイン適応によるノイズ環境下の部分放電診断精度向上
カテゴリ:部門大会
論文No:334
グループ名:【B】令和7年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日:2025/9/5
タイトル(英語):Improving Noise Robustness of Partial Discharge Diagnosis through Adversarial Domain Adaptation
著者名:大竹泰智(三菱電機),松山幸太郎(三菱電機),Sun Hongbo(Mitsubishi Electric Research Labs),Raghunathan Arvind(Mitsubishi Electric Research Labs)
著者名(英語): Yasutomo Otake (Mitsubishi Electric Co.), Kotaro Matsuyama (Mitsubishi Electric Co.), Sun Hongbo (Mitsubishi Electric Research Labs), Raghunathan Arvind (Mitsubishi Electric Research Labs)
キーワード:部分放電,診断,PRPDパターン,転移学習,ドメイン適応,partial discharge,diagnosis,PRPD pattern,transfer learning,domain adaptation
要約(日本語):電力機器の絶縁劣化による故障を未然に防ぐため、部分放電(PD: Partial Discharge)診断は不可欠である。PD診断ではPDの発生有無に加え、交流電圧位相におけるPDの発生位置および強度分布(PRPDパターン)を解析することで、PDの発生要因を推定できる。この結果は、機器の運転継続可否の判断や、保守計画立案において用いられる。近年、PRPDパターンによるPD発生要因の推定には機械学習が用いられており、軽量かつ高精度な診断モデルが構築できる(2)。診断精度は学習データ量と質に大きく依存するが、実フィールドにおいては、データは収集が困難な上、ノイズの影響による診断精度の低下の課題がある。本研究では少量のデータに対しても高精度な診断を可能とするため、敵対的ドメイン適応を用いた診断アルゴリズムを開発した。このアルゴリズムは、ソースドメインとターゲットドメイン間の分布差を低減することで、ソースドメインのデータを活用してターゲットドメインでの高精度な分類を実現する。具体的には、ノイズの影響が少ないラボデータをソースドメイン、実フィールドから取得されたノイズを含むデータをターゲットドメインとして設定し、転移学習を実施した。その有効性の検証結果を報告する。
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