血液流路内における赤血球凝集体形成の調査及び5MHz超音波焦点化による静止血液中の赤血球凝集体破砕の試み
血液流路内における赤血球凝集体形成の調査及び5MHz超音波焦点化による静止血液中の赤血球凝集体破砕の試み
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS11-6
グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2021/09/08
タイトル(英語): Investigation of red blood cell aggregation forming and experimental study on aggregation crushing with focused 5 MHz ultrasonic pressure
著者名: 畠山 真結(東京都立大学),赤松 佑一朗(東京都立大学),佐藤 隆幸(東京都立大学)
著者名(英語): Mayu Hatakeyama (Tokyo Metropolitan University),Yuichiro Akamatsu (Tokyo Metropolitan University),Takayuki Sato (Tokyo Metropolitan University)
要約(日本語): 体外循環装置等の血液に関する機器での血栓発生を防ぐためリアルタイムでの血液粘度測定が必要とされている。血液粘度増大によって引き起こされる主な現象として赤血球凝集体 (以下、凝集体)の形成が挙げられ、その凝集度は血液粘度推定の指標として利用可能である。本研究室では超音波ピーク周波数法による凝集度推定を試みてきた。先行研究では主に容器内の静止血液を用いての検討実験が行われ、血液流路中での実験は行われていなかった。本研究では流路中の凝集体の形成について調査するため、人工心肺を模した血液流路内の凝集体に関してピーク周波数測定を行った。また、凝集体や血栓は装置や血管の機能低下を引き起こし血液の運搬量を減少させ患者の生命維持に関わるため、超音波を用いた凝集体の破砕を試みた。本研究では基礎検討として5MHz超音波による静止血液に対する凝集体破砕を行い、超音波ピーク周波数法により凝集度の変化を調査した。
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