位相振動子に基づく局所通信システムのための送信方向同期
位相振動子に基づく局所通信システムのための送信方向同期
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC1-7
グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2021/09/08
タイトル(英語): Synchronization of Transmitting Direction for Local Communication Systems Based on a Phase Oscillator
著者名: 山岸 航平(東京電機大学),鈴木 剛(東京電機大学)
著者名(英語): Kohei Yamagishi (Tokyo Denki University),Tsuyoshi Suzuki (Tokyo Denki University)
キーワード: 局所通信システム|赤外線通信|位相振動子|集団同期|光干渉|Local communication systems|IR communication|Phase oscillator|Collective synchronization|Optical interference
要約(日本語): 複数の移動体やセンサなどで構成されるロボット群が複雑な協調タスクを達成するためには,物理的に隣接するロボットとの情報交換がロボットの行動を決定する重要な要素である.これを実現する手段として,直接観測可能なノード間での赤外線通信を用いた局所通信システムがある.このシステムでの通信は非同期に行われるため,隣接ノードが増加すると送信タイミングの干渉が生じる問題がある.これまでに,隣接ノードとの送信タイミングを調整する時分割手法が提案されてきた.これに対し,本稿は空間分割手法について紹介し,その信号発信方向の集団同期による干渉回避手法について提案する.本手法は通信機器の基準方向の共通化も提供することができる.本稿では,数値計算と実機を通して発信方向が同期されることを検証する.
PDFファイルサイズ: 3,449 Kバイト
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