筋音計測による筋収縮様式の比較
筋音計測による筋収縮様式の比較
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC2-3
グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2021/09/08
タイトル(英語): Comparison of muscle contraction by Mechanomyogram
著者名: 大塚 崇平(富山県立大学),塚越 拓哉(富山県立大学),野田 堅太郎(富山県立大学),玉本 拓巳(富山県立大学),小柳 健一(富山県立大学),大島 徹(富山県立大学),下山 勲(富山県立大学)
著者名(英語): Sohei Otsuka (Toyama Prefectural University),Takuya Tsukagoshi (Toyama Prefectural University),Kentaro Noda (Toyama Prefectural University),Takumi Tamamoto (Toyama Prefectural University),Kenichi Koyanagi (Toyama Prefectural University),Toru Oshima (Toyama Prefectural University),Isao Shimoyama (Toyama Prefectural University)
キーワード: 筋音図|筋活動|筋収縮様式筋収縮様式|Mechanomyogram|muscle activity|muscle contraction
要約(日本語): 近年,看護などの現場では,効果的なリハビリテーションを行うために,筋活動の定量的評価が求められている.筋活動を反映する生体信号として筋音があるが,これは筋繊維が収縮する際に発生する圧力波である。従来の筋活動の評価には主に筋電が用いられているが,筋音は実際の筋収縮を直接反映していることから,筋電とは異なる評価方法として注目されている.また,発汗による電極部のインピーダンス変化といった電気信号特有の影響を受けにくいことも,筋音を利用する利点となっている.筋収縮は大まかに静的収縮と動的収縮に分けられる.筋音を用いて筋活動を評価した研究の多くが静的収縮時の運動であり,動的収縮時の筋音を計測した例は少ない.筋音は機械的な信号であるがゆえに,筋収縮様式によって信号が変化すると推測される.したがって,各収縮様式の筋音の特徴を知ることができれば,筋活動をより詳細に分析できるものと考えられる.
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