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有色雑音を利用した重心動揺の数理モデル化に関する研究

有色雑音を利用した重心動揺の数理モデル化に関する研究

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カテゴリ: 部門大会

論文No: MC9-7

グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2021/09/08

タイトル(英語): A Study of Mathematical Modeling of Body Sway Using Colored Noise

著者名: 木下 史也(富山県立大学)

著者名(英語): Fumiya Kinoshita (Tyama Prefectural University)

キーワード: 動揺図|確率微分方程式|ピンクノイズ|カスプ形状|Stabilogram|Stochastic differential equations (SDEs)|Pink noise|Cusp pattern

要約(日本語): 静的姿勢保持は重心動揺計から得られる足圧中心の動揺により評価できるとされ,近年ではそれを評価するための多くの解析指標が開発されている.これらの解析指標の多くは外周面積や総軌跡長といった要約統計量に基づいて姿勢制御系の機能的状態の評価を行っている.一方,安静立位時の姿勢動揺には微小で間欠的な動揺の存在が指摘されており,これらが持つ特性を調べることで従来の解析指標では把握することが困難であった姿勢制御系の機能的状態を評価できる可能性がある.本研究では,非線形確率微分方程式を用いて重心動揺の数理モデル化を行い,その数値解析を行うことで重心動揺にあらわれる特徴的なパラメータの抽出を目的とした.その結果,確率微分方程式で使用する擬似乱数にホワイトガウスノイズではなくピンクノイズを用いた場合で数値解においても実測の動揺図に特有なカスプ状のパターンが再現された.

PDFファイルサイズ: 761 Kバイト

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