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マルチスペクトル画像を用いた赤緑色覚異常のための画像強調

マルチスペクトル画像を用いた赤緑色覚異常のための画像強調

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カテゴリ: 部門大会

論文No: OS2-10

グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2021/09/08

タイトル(英語): Color Enhancement for Red-Green Color Vision Deficient Observers Using Multispectral Image

著者名: 洲脇 拓実(香川大学),佐藤 敬子(香川大学)

著者名(英語): Takumi Suwaki (Kagawa University),Keiko Sato (Kagawa University)

キーワード: 色覚異常|画像強調|マルチスペクトル画像|主成分分析

要約(日本語): 赤色や緑色,橙色や黄緑色の区別がしづらい色覚異常者は日常生活において色を見分ける際に不便さを感じる.先行研究では,色覚異常者が色を識別しやすいように画像を再配色する手法がいくつか提案されている.本研究では,マルチスペクトル画像を用いて,色覚異常者の見えをより正確に反映でき,自然な画像強調法を提案する.マルチスペクトルデータに主成分分析を適用し,主要な色分布を求めた後,正常色覚と色覚異常の見えの差分画像に基づいて強調する色成分を選択した.選択した成分において特定波長の反射率のみ強調することで,全体的な色分布を保持した.提案手法をマルチスペクトル画像に適用し, 1型及び2型色覚異常の見え画像に変換することで,その有効性について考察した.結果として,本手法は色覚異常者に対する色の識別性を向上させ,一方で正常色覚者にとって自然な色合いを保つことができる可能性を示唆した.

PDFファイルサイズ: 869 Kバイト

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