RSDTに基づく次世代型電力系統信頼度制御システム及びその実証設備におけるサイバーセキュリティ研究
RSDTに基づく次世代型電力系統信頼度制御システム及びその実証設備におけるサイバーセキュリティ研究
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS3-2
グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2021/09/08
タイトル(英語): Cybersecurity of Next Generation Type Power System Reliability Control System based on RSDT (Real-time Smart Digital Twin)
著者名: 嶋田 丈裕(電力中央研究所),北内 義弘(電力中央研究所)
著者名(英語): Takehiro Shimada (Central Research Institute of Electric Power Industry),Yoshihiro Kitauchi (Central Research Institute of Electric Power Industry)
キーワード: サイバーセキュリティ|デジタルツイン|IEC 61850|共通情報モデル|系統安定性電力系統のレジリエンス|Cybersecurity|Digital Twin|IEC 61850|Common Information Model|Power System StabilityPower System Resilience
要約(日本語): 発送電分離や再生可能エネルギーの増大により電力系統は複雑化している。この複雑化した電力系統において、経済的で信頼性の高い運用を実現するため、電力系統の状態をきめ細かく常時監視・制御する必要が増大している。そこで、電力中央研究所では、電力系統の情報をリアルタイムで収集し電力系統の特性を模擬することが可能なデジタルツインである RSDT (Real-time Smart Digital Twin) の開発を進めている。RSDTでは複数の事業者にわたる監視や制御が想定されるため,高い相互運用性を持った高速、高信頼の通信が必要である。さらに、複数組織間の相互運用を前提とした高いレベルのセキュリティが不可欠である。そこで、電力設備の情報の記述や電力機器制御にIEC 61850, IEC 61970等の国際標準を採用したうえで、高いセキュリティをもって効率的にデータを収集・保存・転送・管理する技術の開発を目指している。
PDFファイルサイズ: 377 Kバイト
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