視線入力インタフェース向け遠隔実験システム
視線入力インタフェース向け遠隔実験システム
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS4-1
グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2021/09/08
タイトル(英語): A remote experiment system for eye-gaze input interface
著者名: 阿部 清彦(東京電機大学),佐藤 寛修(関東学院大学),松野 省吾(群馬大学),大山 実(東京電機大学)
著者名(英語): Kiyohiko Abe (Tokyo Denki University),Hironobu Sato (Kanto Gakuin University),Shogo Matsuno (Gunma University),Minoru Ohyama (Tokyo Denki University)
キーワード: 遠隔実験|クラウドストレージ|動画撮影|視線入力|ウィズコロナ|Remote experiment|Cloud storage|Movie capture|Eye-gaze input|Coexisting with COVID-19
要約(日本語): 近年、重度肢体不自由者などのコミュニケーション支援のために、視線や瞬きでコンピュータを操作し文字などを入力する視線入力インタフェースの研究が盛んにおこなわれている。筆者らは、ノートパソコンのディスプレイ上部に配置されているインカメラによりユーザの顔画像を撮影し、畳み込みニューラルネットワークを利用することにより視線方向を推定する新しい視線入力インタフェースを開発している。このインタフェースの開発のために、複数の人物の顔画像を撮影し学習モデルを構築する必要があるが、昨今の新型コロナウィルスの感染状況では被験者を集めることは難しい。そこで、遠隔で被験者の顔画像を動画として撮影し、自動的にクラウドストレージにアップロードするシステムを開発した。このシステムは学習モデルの構築時だけでなく、完成した視線入力インタフェースの評価実験にも使用できるよう、汎用的な設計とし高い拡張性を持たせている。
PDFファイルサイズ: 286 Kバイト
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