タイピング運指の自動判別による学習環境の検討
タイピング運指の自動判別による学習環境の検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS4-5
グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2021/09/08
タイトル(英語): Examination of Learning Environment by Automatic Discrimination of Typing Fingering
著者名: 川原 守玲那(関東学院大学),平野 晃昭(関東学院大学),髙橋 大介(文化学園大学),中屋敷 かほる(関東学院大学),岡本 教佳(関東学院大学)
著者名(英語): Surena Kawahara (Kanto Gakuin University),Teruaki Hirano (Kanto Gakuin University),Daisuke Takahashi (Bunka Gakuen University),Kaoru Nakayashiki (Kanto Gakuin University),Noriyoshi Okamoto (Kanto Gakuin University)
キーワード: タイピング運指判別|ホームポジション|Leap MotionLeap Motion|Typing Fingering Discrimination|Home Position|Leap Motion
要約(日本語): PCのキーボード入力では,正確なホームポジションを身につけていることで,効率的であることが知られている。一方で近年,スマートフォン等が普及した関係もあり,ホームポジションを身に着けている人が少ないのが実情である。本稿では,正確なホームポジション通りの指使い(運指)かを自動的に判別する運指判別システムを提案する。被験者の運指データを扱うことにより,被験者のタイピング能力を評価する際に,従来から使われている入力速度と入力キーの正確性だけでなく,運指を評価基準に加えることできる。さらに人差し指だけで入力するような癖を被験者に提示することにより,効率的に学習可能となる。判別精度を求める実験では,被験者15人がそれぞれ1800文字を入力した結果,精度は98.8%となった。実験結果からも明らかであるが,判別精度は被験者の運指を評価するのに十分な精度が得られた。
PDFファイルサイズ: 456 Kバイト
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