タイマ割り込みを利用したスリープ機能を備えたマルチコアREMONの提案

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS6-8

グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2021/09/08

タイトル(英語): Proposal of multi-core REMON with sleep function using timer interrupt

著者名: 森川 和紀（大阪電気通信大学）,南角 茂樹（大阪電気通信大学）

著者名(英語): Kazuki Morikawa (Osaka Electro-Communication University),Shigeki Nankaku (Osaka Electro-Communication University)

キーワード: 組み込みシステム|リアルタイム組み込み簡易モニタ|マルチコア|タイマ割り込み|スリープ機能|Embedded system|Real-time Embedded MONitor|Multi-core|timer interrupt|Sleep function

要約(日本語): 近年の組み込みシステムは、機能性、省エネルギー化が求められている。それに伴いマルチコアプロセッサ(以後マルチコア)を用いた開発が主流となっている。開発にはリアルタイムOSを利用することが一般的である。一方でリアルタイムOSを搭載することのできない小規模な組み込みシステムに対してはREMONを利用する。REMONとは南角茂樹氏が開発したシングルコアに対応した割り込み処理の排他制御を可能とするシステムである。マルチコアREMONとはマルチコアに対応させたREMONである。現在マルチコアREMONは特定の条件におけるリアルタイム性を阻害する問題がある。この問題を解決するためにスリープ機能を備えたマルチコアREMONを提案する。この機能を備えることにより、擬似的な優先度変更を可能とし、様々なシステム要件に柔軟に対応し、システム開発に幅を持たせることができる。

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