物体検知と空間認識を用いたマーカーレスAR-BCIの開発
物体検知と空間認識を用いたマーカーレスAR-BCIの開発
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS2-8
グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2021/09/08
タイトル(英語): Development of Markerless AR-BCI Using Object Detection and Spatial Recognition
著者名: 杉野 正和(東京大学),森 史奈(東京大学),小谷 潔(東京大学),神保 泰彦(東京大学)
著者名(英語): Masato Sugino (The University of Tokyo),Fumina Mori (The University of Tokyo),Kiyoshi Kotani (The University of Tokyo),Yasuhiko Jimbo (The University of Tokyo)
キーワード: ブレインコンピュータインターフェース|物体検知|空間認識|拡張現実|定常状態視覚誘発電位機械学習|Brain-Computer Interface|Object Detection|Spatial Recognition|Augmented Reality|SSVEPMachine Learning
要約(日本語): ブレインコンピュータインターフェースは,脳波計測により装着者が注目する選択肢や想起した運動を推定し,機器の操作やコミュニケーションを支援する技術である.生活環境におけるコミュニケーションツールの使用や家電の操作の支援では,コンピュータのディスプレイにタイル状の選択肢を配置する手法が検討されているが,移動を伴う使用にはヘッドマウントディスプレイを着用し,拡張現実や仮想現実を用いる手法が検討されている.本研究では,機械学習を用いてカメラ画像から物体検知を行い,深度センサを用いて三次元空間中にマーカーを配置することで,環境に即した選択肢の柔軟な配置を可能にすることを目指す.また,透過型ARディスプレイと脳波計を用いて,空間中に配置したマーカーを異なる周波数で輝度変化させた際の定常状態視覚誘発電位を計測し,注目対象の推定を行なう.
PDFファイルサイズ: 375 Kバイト
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