非接触脈波計測技術を用いた個人固有の特徴の検出
非接触脈波計測技術を用いた個人固有の特徴の検出
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS4-7
グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2021/09/08
タイトル(英語): Detection of individual characteristics using non-contact pulse wave measurement technique
著者名: 藤原 天馬(近畿大学),栗田 耕一(近畿大学)
著者名(英語): Temma Fujiwara (Kindai University),Koichi Kurita (Kindai University)
キーワード: 非接触センシング|ヘモグロビン|分光計測|脈波|Non-contact sensing|Hemoglobin|Spectroscopic measurement|Pulse wave
要約(日本語): 非接触で脈波を検出する方法のひとつに、ビデオカメラのRGBの信号情報を基に、顔表面のヘモグロビンの濃度変化を検出する方法がある。この手法は血液中のヘモグロビンが緑色光を吸収する性質を利用したものであり、顔表面の血管の収縮と拡張に伴い皮膚表面の反射光の変動を検出するものである。しかし、この手法はカメラのRGBフィルタの波長帯域が広いため、カメラ画像のRGB輝度変化データに対して独立成分分析等の解析を行なうことにより脈波を分離する必要があった。我々は、マイクロ分光器を用いてヘモグロビンの吸収波長のみを分光計測することにより、データ解析をすることなく脈波の生波形を明瞭に検出可能であることを明らかにした。この生波形を周波数解析した結果、個人固有の特徴があることを明らかにした。
PDFファイルサイズ: 384 Kバイト
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