ひずみミラーで構成されるマルチパスセルの光学シミュレーション
ひずみミラーで構成されるマルチパスセルの光学シミュレーション
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS6-8
グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2021/09/08
タイトル(英語): ray-trace simulation of astigmatic mirror multipass absorption cell
著者名: 舟根 あいか(富山高等専門学校),水本 巌(富山高等専門学校),由井 四海(富山高等専門学校)
著者名(英語): Aika Funane (NIT, Toyama College),Iwao Mizumoto (NIT, Toyama College),Yotumi Yoshii (NIT, Toyama College)
キーワード: マルチパスセル|ひずみミラー|光学シミュレーション|曲面近似|multipass absorption cell|astigmatic mirror|ray-trace simulation|surface interpolation and approximation
要約(日本語): 気体分子などに対し高感度な分光計測を行う場合、吸収強度の増幅を目的にマルチパスセルがしばしば利用される。マルチパスセルは複数のミラーで構成され、光がミラーで多数回反射することで吸収光路長が長くなり、実効的な吸収強度を増幅できる。セルの構成方法はいくつか提案されているが、その中の一つで外部からの熱や力によって変形させたひずみミラーを使って従来よりも多数回の反射を実現した例が報告されている。しかし、これらは実験的に示されたもので、再現性が低く、この条件を満たすミラーを設計することができない。また、これを基にさらに多くの反射回数を検討することが難しい。そこで、本研究では、多数回反射の再現とミラーの設計データの導出に向け、ひずみミラーで構成されるマルチパスセルの光学シミュレーションを行う。
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