データベース駆動型アプローチに基づくソフトセンサの設計
データベース駆動型アプローチに基づくソフトセンサの設計
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS7-3
グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2021/09/08
タイトル(英語): Design of Soft Sensors Based on a Database-Driven Approach
著者名: 加納 晴香(広島大学),木下 拓矢(広島大学),山本 透(広島大学)
著者名(英語): Haruka Kano (Hiroshima University),Takuya Kinoshita (Hiroshima University),Toru Yamamoto (Hiroshima University)
キーワード: データベース駆動型アプローチ|ソフトセンサ
要約(日本語): プロセス産業界では,ソフトセンサが用いられることが多い.ソフトセンサは,直接測定できない物理量(品質など)を,計測可能な周辺の運転値などからリアルタイムに推定するセンサ(推定器)である.最近,Just-in-time(JIT)法を用いたソフトセンサが注目されている.JIT法は,推定が要求された要求点と類似のデータをデータベースから選択し,それらを用いて局所モデルを構築し,出力を推定するものである.この手法では,プロセス特性の変化や非線形特性に対応でき,メンテナンス負荷が軽減するなどの利点がある.一方,JIT 法に学習機能を備えたデータベース駆動型アプローチは,データベースの学習を通して,環境・動作条件の変化によるシステムの特性変化に対応できるという特徴を有している.本稿では,データベース駆動型アプローチに基づいたソフトセンサの一設計方法を提案し,数値例を通して本手法の有効性を検証する.
PDFファイルサイズ: 386 Kバイト
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