微小電極を密に配置する脳波計測の検討
微小電極を密に配置する脳波計測の検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC2-14
グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2021/09/08
タイトル(英語): Study of measuring EEG by tiny electrodes placed densely
著者名: 有瀧 遥飛(名古屋工業大学),船瀬 新王(名古屋工業大学),内匠 逸(名古屋工業大学)
著者名(英語): Haruto Aritaki (Nagoya Institute of Technology),Arao Funase (Nagoya Institute of Technology),Ichi Takumi (Nagoya Institute of Technology)
キーワード: 脳波|微小電極|視覚誘発電位視覚誘発電位|EEG|tiny electrode|VEP
要約(日本語): 現在脳波計測において一般的に用いられている皿電極はサイズが大きいことから,局所的な範囲における脳波の計測は困難であるとされる.しかしながら,サイズの小さい電極を用いると電極のインピーダンスが増加することから,微小電極を用いた脳波計測はノイズの影響を強く受けると考えられている.またそのような性質を持つ微小電極を密に配置する脳波計測は行われていない.そこで本研究では実際に微小電極を密に配置する脳波計測を行い,計測される脳波の特徴をもとに微小電極を密に配置する脳波計測の特徴について検討する.本稿では被験者の後頭部に25個の微小電極を格子状かつ密に配置し,チェッカーボードのパターン刺激を提示した際に発生するVEPを計測する.計測したVEPに対して各電極間において比較を行う.その結果,計測したVEPのピークは各電極間で振幅や潜時に差があることを確認した.
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