遺伝的プログラミングを用いた積み付けアルゴリズムの対話的生成

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC7-4

グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2021/09/08

タイトル(英語): Interactive construction of loading algorithm with Genetic Programming

著者名: 蛭田 悠介（横浜国立大学）,西原 慧（横浜国立大学）,小熊 祐司（IHI）,藤井 正和（横浜国立大学）,中田 雅也（横浜国立大学）

著者名(英語): Yusuke Hiruta (Yokohama National University),Kei Nishihara (Yokohama National University),Yuji Koguma (IHI Corporation),Masakazu Fujii (Yokohama National University),Masaya Nakata (Yokohama National University)

キーワード: 遺伝的プログラミング|対話型進化計算|積み付け最適化積み付け最適化|Genetic Programming|Interactive Evolutionary Computation|Loading Optimization Problem

要約(日本語): 本論文では、我が国における物流業界の労働力不足の解消や現場の人的・時間的負担を軽減するため、積み付けパターン設計の自動化を目的としている。これを実現するために、対話型進化計算と遺伝的プログラミングの一種であるCGPを組み合わせた積み付けアルゴリズムの自動生成技術を提案する。提案法は、実際に作業者が積み付けパターンを設計する際の工夫や対象の問題である混載積み付け問題の特徴を活用している。これらの工夫により段ボール箱を個々に積み付ける場合と比較してアルゴリズムの探索空間が縮小することから、少ない解評価回数で積み付けアルゴリズムを生成でき、ユーザにかかる負担の軽減に貢献する。検証実験では、ユーザに積み付け指標を提示しGUIを通して評価をしたものと、同様の指標にて関数評価したものの比較を行う。この結果、提案法は、事前定義した目的関数で評価したものと同一の指標値を示した。

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