スマートウォッチのモーションセンサを用いた文字入力

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC8-2

グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2021/09/08

タイトル(英語): Character Input using the Motion Sensor on a Smartwatch

著者名: 日野 凱斗（電気通信大学）,水野 統太（電気通信大学）,松本 悠佑（電気通信大学）,水戸 和幸（電気通信大学）,板倉 直明（電気通信大学）

著者名(英語): Kaito Hino (The University of Electro-Communications),Tota Mizuno (The University of Electro-Communications),Yu Matsumoto (The University of Electro-Communications),Kazuyuki Mito (The University of Electro-Communications),Naoaki Itakura (The University of Electro-Communications)

キーワード: インタフェース|スマートフォン|ジェスチャ|文字入力|Interface|Smartwatch|Gesture|Character Input

要約(日本語): スマートウォッチのタッチパネルを用いた入力を行う場合において, 画面が小さいため誤入力やキーボードの画面占有率など操作性の点が問題視されている. そこで, タッチ画面外をタップする動作と手首動作によるタッチパネルを用いない入力手法を提案した. 本研究で用いる動作は, 端末側面の5箇所をタップする動作および手首の回外から回内の手首動作である. 動作判別には, スマートウォッチ内蔵の加速度センサと角速度センサを用いた. 画面外タップ動作は加速度x軸とy軸を用いて, 手首動作は角速度x軸を用いて判別するアルゴリズムを提案した. 提案アルゴリズムを用いてリアルタイム判別実験を行ったところ, 平均判別率は81.7%であった. 提案動作は判別可能な選択肢が多く, スマートウォッチにおける新たな入力手法として有用性が示された. 

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