簡易な生体信号解析法ARSによる時変信号解析に関する一検討
簡易な生体信号解析法ARSによる時変信号解析に関する一検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC8-13
グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2021/09/08
タイトル(英語): A Consideration on ARS as a Simple Analysis for Vital Signs for Time-Variant Signals
著者名: 中垣 太佑(愛知県立大学),神谷 幸宏(愛知県立大学)
著者名(英語): Daisuke Nakagaki (Aichi Prefectural University),Yukihiro Kamiya (Aichi Prefectural University)
キーワード: 生体信号|周期解析|時変信号|ARS|Vital signs|Period analysis|Time-variant signals|ARS
要約(日本語): スポーツ・医療・教育の分野で,人の状態推定を目的として生体信号の計測が行われる。これらの分野でもInternet of Things (IoT)が普及しており,今後,簡易な方法で高精度な計測を行えることが求められる。従来,この分野の生体信号解析において短時間フーリエ変換(STFT)やウェーブレット変換(WT)が主に用いられてきた。しかし,呼吸や心拍,脳波といった信号は周波数が低く,STFTやWTでは高い周波数・時間分解能が得られない。Accumulation for real-time serial-to-parallel converter (ARS)は足し算のみにより,低周波数領域で高い解像度が得られる信号解析法として提案された。本稿において,この方法を時変信号に適用する当たり生じる特有の問題を指摘し,その問題に対処する方法を提案する。その性能を計算機シミュレーションにより検証する。
PDFファイルサイズ: 921 Kバイト
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