心臓部顕微鏡画像を対象とした三次元解析とその利用
心臓部顕微鏡画像を対象とした三次元解析とその利用
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC9-6
グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2021/09/08
タイトル(英語): 3-Dimensional Analysis for Microscopic Images of Heart and Its Application
著者名: 戸田 真志(熊本大学),右田 雅裕(熊本大学),有馬 勇一郎(熊本大学)
著者名(英語): Masashi Toda (Kumamoto University),Masahiro Migita (Kumamoto University),Yuichiro Arima (Kumamoto University)
キーワード: 心筋細胞|顕微鏡画像|領域分割|細胞分類|Cardiomyocytes|Microscopic image|Area division|Cell classification
要約(日本語): 心臓病の早期発見のために心筋を構成する細胞組織の解析が急がれており、近年ではコンピュータを用いた解析が期待されている。従来は、細胞画像を二次元処理で論じたものが多い。一方、細胞単体や相互の関係は本質的に三次元特徴を有するため、三次元分析を行うことで、細胞相互の位置関係や構成する細胞の形態学的な分類等、より高度且つ多様な情報の抽出が可能となる。本研究では、新生児マウスの心筋部分の顕微鏡画像群を三次元解析することにより、細胞核領域、血管領域等を抽出し、その相互関係を利用することで、細胞種の分類等、心臓部位における各種情報の獲得を試みた。正常なマウスと遺伝子改変マウスのそれぞれについて心臓細胞画像を取得し、解析を行うことで、当該方式の有効性を検証した。
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