開放部を有する地下街を対象とした温度遷移シミュレーションモデルの構築と空調運用計画の最適化
開放部を有する地下街を対象とした温度遷移シミュレーションモデルの構築と空調運用計画の最適化
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC10-1
グループ名: 【C】2021年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2021/09/08
タイトル(英語): Temperature Transition Modeling and Optimization for Air Conditioning System on Underground Mall with Exterior Openings
著者名: 大原 誠(神戸大学),松本 卓也(創発システム研究所),榊原 一紀(富山県立大学),長廣 剛(神戸大学),玉置 久(神戸大学)
著者名(英語): Makoto Ohara (Kobe University),Takuya Matsumoto (Sohatsu Systems Laboratory),Kazutoshi Sakakibara. (Toyama Prefectural University),Tsuyoshi Nagahiro (Kobe University),Hisashi Tamaki (Kobe University)
キーワード: 最適化|シミュレーション|地下街|空調|Optimization|Simulation|Underground Mall|Air Conditioning System
要約(日本語): 日本の発展に伴い地下街や空港というような大規模で人の往来が激しい施設が増加し、またそのような施設においても空調を行うようになった。そのため空調に使用するエネルギーが増加している.一般に空調は需要に対して過大に供給されている傾向にあり,効率的な空調運用が期待されている.効率的な空調運用のために,シミュレーションモデルを用いて空調機器の効率的な運転量を探索するといった手法が考えられるが,既存の精緻な流体シミュレーションを用いることは計算時間などの面がで難しい.そこで本研究では空調機器の運転量探索に適した精度と計算時間である温度シミュレーションモデルを構築した.地下街の実証実験をもとにした計算例にモデルを適用した結果,空調機器の運転量探索には必要十分な精度を確認した.また,作成したモデルを用いて空調機器の運転量を探索したところ,現地にて熟練者が実際に行った運転量と似た傾向が確認できた.
PDFファイルサイズ: 961 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
