関係を表記する技術G-RDによる問題分析の一考察
関係を表記する技術G-RDによる問題分析の一考察
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS3-1
グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2022/08/24
タイトル(英語): A study of Problem Analysis with G-RD in Requirement Engineering
著者名: 光國 光七郎(元早稲田大学),齊藤 哲(公立鳥取環境大学)
著者名(英語): Koshichiro Mitsukuni (Former WASEDA University),Tetsu Saito (Tottori University of Environmental Studies)
キーワード: G-RD|問題分析|要求工学要求工学|G-RD|Problem Analysis|Requirement Engineering
要約(日本語): 本稿は、情報システム開発の要求分析段階で実施する業務分析において、課題間の関係を整理する方法としてG-RD(Global relations Diagram of Function and Demarcation)の活用を提案する。業務上の問題分析は、まず発生している現象を把握し、次にその原因を特定し、その問題が及ぼす影響を整理し、影響の大きさと緊急性から取組テーマを課題化する。その原因と影響の関係は必ずしも1対1対応とは限らず、n対nの関係であることが多い。そのため、特性要因図(魚の骨図)分析や樹木展開図のように1対nの関係に集約する表記方法では原因と影響が相互に関係しあう問題分析ができないことがある。そこで相互に関係しあう問題分析にG-RDの要素間の関係を表記する技術を活用する。G-RDの要素に課題を代入して課題間の関係を表記することにより、相互に関係しあう因果関係の分析を可能とする。
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