等価変換思考と動視化技術を活用する創造性志向のSTEM教育

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS3-6

グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2022/08/24

タイトル(英語): Creativity Oriented STEM Education Utilizing Equivalent Transformation Thinking Theory and Dynamic Visualization Technology

著者名: 服部 哲郎（香川大学）,大野　 麻子（大阪産業大学）,今井 慈郎（香川大学）,川上 裕介（香川高等専門学校）,下原 勝憲（同志社大学）,田中 武（広島工業大学）

著者名(英語): Tetsuo Hattori (Kagawa University),Asako Ohno (Osaka Sangyo University),Yoshiro Imai (Kagawa University),Yusuke Kawakami (National Institute of Technology, Kagawa College),Katsunori Shimohara (Doshisha University),Takeshi Tanaka (Hiroshima Institute of Technology)

キーワード: STEM 教育|創造性|等価変換理論|動的視覚化技術|再帰的プログラミングの教育ハノイの塔|STEM education|Creativity|Equivalent Transformation Thinking Theory

要約(日本語): 本論文では，創造性を志向したSTEM (Science, Technology, Engineering and Mathematics)教育のための，教材作成をも含む教育方法論を提案する。特に，世界における発明や理論的発見の多くは等価変換的思考に基づくとし，更にその思考法により新たな創造性が発現され得るとする，故市川亀久彌博士の提唱した「等価変換理論」の観点は，STEM教育における理解度向上と創造性触発のためにも有用と考えられ，動的視覚化技術の活用を伴う，等価変換的視点による教育法を提示する。本論文では，具体例として，電磁気におけるファラデーの電磁回転装置や，再帰的プログラミングの問題として知られるハノイの塔などを挙げ，その各々について等価変換的視点による説明を示す。