旅客列車の状態監視向け無線ネットワークにおける増解結に対応したネットワーク自律構成確立手法
旅客列車の状態監視向け無線ネットワークにおける増解結に対応したネットワーク自律構成確立手法
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS4-4
グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2022/08/24
タイトル(英語): Autonomous Configuration Establishment Method of Wireless Network on Condition Monitoring for Coupling and Decoupling of Passenger Train
著者名: 岩澤 永照(鉄道総合技術研究所),羽田 明生(鉄道総合技術研究所),河村 裕介(鉄道総合技術研究所),間々田 祥吾(鉄道総合技術研究所),原嶋 秀次(信州大学),不破 泰(信州大学)
著者名(英語): Nagateru Iwasawa (Railway Technical Railway Institute),Akio Hada (Railway Technical Railway Institute),Yusuke Kawamura (Railway Technical Railway Institute),Shogo Mamada (Railway Technical Railway Institute),Shuji Harashima (Shinshu University),Yasushi Fuwa (Shinshu University)
キーワード: 鉄道車両間通信|無線センサネットワーク|増解結増解結|Railway inter-vehicle communication|Wireless sensor network|Coupling and Decoupling
要約(日本語): 近年,IoTの発展に伴い,鉄道車両に設置された各種装置の状態を監視して,乗務員にその状態を通知するための無線センサの研究開発が進められている。固定編成の列車では,各車両に設置された無線端末において常に同じ端末間で接続することで,所望の無線ネットワークを構成することができる。しかし,旅客列車はその運用において,増解結により駅において再編成されることがあり,これを考慮して無線ネットワークを構成し,当該列車の情報を乗務員に通知する必要がある。特に,増解結により変更された編成情報を取得できない列車では,編成情報に基づいた無線ネットワークを再構成することができないという課題がある。
そこで,戸閉指令により各車両の無線端末を同期することで,旅客列車の増解結に対応し,鉄道車両におけるセンサデータ伝送のための,低コストな車両間通信用無線ネットワークを構成確立する手法を提案する。
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