予測誤差法で同定された感度関数を用いた定値制御系に対するIFT

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS6-3

グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2022/08/24

タイトル(英語): Iterative Feedback Tuning for Regulatory Control Systems Using Identified Sensitivity Functions via Predictive Error Method

著者名: 高野 結衣（東京都立大学）,増田 士朗（東京都立大学）,豊田 充（東京都立大学）

著者名(英語): Yui Takano (Tokyo Metropolitan University),Shiro Masuda (Tokyo Metropolitan University),Mitsuru Toyoda (Tokyo Metropolitan University)

キーワード: データ駆動制御|制御器調整|外乱抑制|定値制御|予測誤差法|data-driven control|controller parameter tuning|disturbance attenuation|regulatory control|Predictive Error Method

要約(日本語): 定値制御データは比較的実機から取得することが容易であるが，外乱によって変動したデータであるため，システム同定や制御器パラメータの調整に困難が伴う．本研究では，このような定値制御データを用いたIFT (Iterative Feedback Tuning) の提案を行う．具体的には，閉ループ制御系を安定化させる2 つの異なる制御器パラメータを用意し，一方は調整すべき制御器パラメータの初期値として用い，もう一方は，予測誤差法(PEM)によって推定された感度関数の推定誤差を補正するために用いる．提案法の有効性は数値例によって確認される．