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血液透析治療中の抜針事故を迅速に発見するための新たなモニタリング指標の開発

血液透析治療中の抜針事故を迅速に発見するための新たなモニタリング指標の開発

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カテゴリ: 部門大会

論文No: MC2-5

グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2022/08/24

タイトル(英語): Development of a new monitoring index for rapid detection of needle dislodgement accidents during hemodialysis treatment.

著者名: 小野 淳一(川崎医療福祉大学),小笠原 康夫(川崎医療福祉大学)

著者名(英語): Junichi Ono (Kawasaki University of Medical Welfare),Yasuo Ogasawara (Kawasaki University of Medical Welfare)

キーワード: 血液透析|抜針事故|ローラーポンプ|透析回路内圧波形|Hemodialysis|Needle dislodgement|Roller pump|Pressure waveform in hemodialysis circuit

要約(日本語): 血液透析は,血管に2本の穿刺を行い,ローラーポンプを用いて血液を取り出し,血液を浄化させた後に再び返血を行う治療法である.しかし,透析患者の高齢化に伴い,透析治療中の重篤な抜針事故は増加している.抜針事故は大量出血に伴う死亡事故に直結するため,その対応は急務である.しかし,現在採用されている透析回路内圧モニタリングでは,脱血不良による影響を受け誤警報が発生すること,また,血管内圧が低い場合には,抜針事故を適切に検知できず,大出血事故につながる危険性があることが指摘されている.
この課題に対して,脱血不良状態の影響を受けず,鋭敏に抜針を検知できる指標として,透析回路内圧波形の傾斜(Pressure Waveform slope)が有用であることを見出した.本報告では,透析中の抜針事故を模擬する基礎実験系の構築と透析回路内圧波形情報を用いた抜針事故検知法の有用性について紹介する.

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