モデルとデータの相互活用によるスマートMBD(Model Based Development)コンセプト
モデルとデータの相互活用によるスマートMBD(Model Based Development)コンセプト
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC4-2
グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2022/08/24
タイトル(英語): Smart MBD (Model Based Development) Concept by Mutual Utilization of Models and Data
著者名: 脇谷 伸(広島大学),山本 透(広島大学)
著者名(英語): Shin Wakitani (Hiroshima University),Toru Yamamoto (Hiroshima University)
キーワード: モデルベース開発(MBD)|データ駆動型アプローチ|モデルベースドアプローチモデルベースドアプローチ|MBD(Model Based Development)|Data-Driven Approach|Model-Based Approach
要約(日本語): 近年,製品開発の現場ではモデルを積極的に活用したモデルベース開発(MBD: Model-Based Development)が積極的に導入されている。MBDは開発対象となるシステムだけではなく,システム周辺の環境条件などもモデルとして記述し,試作機レスで設計開発や検証を行うことができるため,システム開発の効率化と高機能化に不可欠な開発プロセスとなっている。しかし,現実には全てのシステム特性や環境条件などを完璧なモデルとして記述することは難しく,これらの要因によって運用中のシステムの性能が劣化するおそれがある。このような場合,システム運用中に取得できるデータを用いて所望のシステム性能を維持するメカニズムが不可欠である。本発表では,MBDにおけるシステム開発を念頭に置いたうえで,モデルとデータを相互活用したシステム設計論をスマートMBDコンセプトと呼び,このコンセプトに基づくシステム設計論や制御系設計論について概説する。
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