MBD 適用によるマグネシウム合金射出成形機の開発

カテゴリ: 部門大会

論文No: MC4-4

グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2022/08/24

タイトル(英語): The Development of Magnesium Alloy Injection Molding Machine by Introduction of MBD

著者名: 菅原 貴弘（日本製鋼所）,平川 友大（日本製鋼所）,落岩 崇（日本製鋼所）,富山 秀樹（日本製鋼所）,木下 拓矢（広島大学）,脇谷 伸（広島大学）,山本 透（広島大学）

著者名(英語): Takahiro Sugahara (The Japan Steel Works, Ltd.),Tomohiro Hirakawa (The Japan Steel Works, Ltd.),Takashi Ochiiwa (The Japan Steel Works, Ltd.),Hideki Tomiyama (The Japan Steel Works, Ltd.),Takuya Kinoshita (Hiroshima University),Shin Wakitani (Hiroshima University),Toru Yamamoto (Hiroshima University)

キーワード: MBD|縮退モデル|マグネシウム合金射出成形機|油圧|MBD|Reduced order model|Magnesium alloy injection molding machine|Hydraulic

要約(日本語): マグネシウム合金射出成形機は、油圧機構を採用することによって高加速・高速射出を実現している。この油圧機構
は複数の機器が組み合わされた構成であるため、各油圧機器が流体を介して互いにどのような影響を及ぼしているかを予測し、動的挙動を把握するのが困難であった。
本開発では、マグネシウム合金射出成形機にモデルベース開発（MBD）手法を適用し、射出時における動的挙動を把握し、設計に活用することを目的として、油圧回路のモデリングとシミュレーションを行った。シミュレーション結果と実測データを比較し、モデルの妥当性検証を行った結果、実機の動的挙動を良好に再現できていることを確認した。