CMACメモリによるデータベース駆動型制御系の設計
CMACメモリによるデータベース駆動型制御系の設計
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC4-12
グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2022/08/24
タイトル(英語): Design of a Database-Driven Control System by CMAC Memories
著者名: 李 致峰(広島大学),関 哲(広島大学),山本 透(広島大学),大松 繁(広島大学)
著者名(英語): Zhifeng Li (Hiroshima University),Zhe Guan (Hiroshima University),Toru Yamamoto (Hiroshima University),Shigeru Omatsu (Hiroshima University)
キーワード: PID制御|非線形システム|データベース駆動型|CMAC|PID control|Nonlinear system|Database-driven control|CMAC
要約(日本語): 非線形システムに対する制御手法として,データベースに格納されるデータに基づいて,PIDパラメータを適応的に調整するデータベース駆動型制御法が提案されている。この手法により,操作・環境条件の変化に伴いシステムの特性が変化しても,PIDパラメータを適切にチューニングし,良好な制御結果を得ることができる。しかし,この手法は,類似データの抽出に必要とするソーティング演算により,制御時間と計算コトスがかかるデメリットがあるために,応答の早いシステムに実装することが難しい。本稿では,学習速度が早い小脳演算モデルに基づくインテリジェントPID制御器と高い制御性能をもつデータベース駆動型制御器の類似性に基づき,CMACメモリにより補完する実用的なデータベース駆動型制御システムの設計法を提案する。最後に,数値シミュレーションを用いて提案手法の有効性を検証する。
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