救助訓練用ダミーの自律音声応答を指向した意図推定手法の開発
救助訓練用ダミーの自律音声応答を指向した意図推定手法の開発
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC6-4
グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2022/08/24
タイトル(英語): Development of an Intention Estimation Method for Autonomous Speech Response of Rescue Training Dummies
著者名: 三宅 翔大(岡山県立大学),太田 俊介(岡山県立大学),西岡 裕助(岡山市消防局),服部 良介(岡山市消防局),柳迫 浩之(岡山市消防局),佐藤 洋一郎(岡山県立大学)
著者名(英語): Shoudai Miyake (Okayama Prefectural University),Shunsuke Ota (Okayama Prefectural University),Nishioka Yusuke (Okayama Fire Department),Hattori Ryosuke (Okayama Fire Department),Hiroyuki Yanagisako (Okayama Fire Department),Yoichiro Sato (Okayama Prefectural University)
キーワード: 救助訓練|ダミー|コミュニケーション|自律音声応答|Rescue training|Dummy|Communication|Autonomous speech response
要約(日本語): 救助隊では被救助者を模した訓練用ダミーを用いて救助訓練が行われている.こういった訓練において救助者は被救助者に問いかけを行い,被救助者の情報や様態を確認する.その際,問いかけに対する応答は訓練監督者によって,ダミーに搭載されたトランシーバを介して行われる.しかし,監督者はその他に訓練の安全管理と訓練評価の業務があるため,監督者の負担が大きい.そのため,ダミーの様態を考慮して問いかけに応答する自律音声応答システムを開発することで,監督者の負担軽減や各業務の質向上に繋がる.
そこで本研究では,救助訓練に特化した自律音声応答システムの開発にあたり,問いかけの意図を推定するための意図選択手法について検討した.
まず,意図推定に用いるためのベクトル化手法について検討し,その有効性を示した.そして,推定精度を向上するために本ベクトル化手法による意図選択手法を提案し,本手法の有効性を検討した.
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