視覚と運動感覚の差を考慮したミラーセラピーのための屈曲・伸展手指リハビリテーションシステムの開発
視覚と運動感覚の差を考慮したミラーセラピーのための屈曲・伸展手指リハビリテーションシステムの開発
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC6-5
グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2022/08/24
タイトル(英語): Development of a Finger Rehabilitation System with Flexion and Extension Movement Considering the Difference Between Visual and Motion Sensations Based on Mirror Therapy
著者名: 太田 俊介(岡山県立大学),神代 充(富山大学),保田 俊行(富山大学)
著者名(英語): Shunsuke Ota (Okayama Prefectural University),Mitsuru Jindai (University of Toyama),Toshiyuki Yasuda (University of Toyama)
キーワード: ミラーセラピー|手指リハビリテーション|運動アシスト運動アシスト|Mirror Therapy|Finger Rehabilitation|Motion assist
要約(日本語): 片麻痺等の症状に対するリハビリテーションの1 つとしてミラーセラピーが実施されており, 先行研究によりミラーセラピー時に視覚と運動感覚の差を考慮した手指運動を支援するシステムの開発を行っている. このシステムは健常側の手指運動に合わせ, パワーアシストハンドにより麻痺側手指の屈曲運動を支援するものである. しかしながら, 支援方向が屈曲のみの場合, 伸展方向の運動感覚と鏡像からの視覚情報に差が生まれる. そのため, 先行研究におけるパワーアシストハンドに伸展機能を追加することで, 麻痺側映像により近い運動支援が可能となり, 更なる運動機能改善が期待できる.
そこで, 本研究では従来のパワーアシストハンドに伸展機能を追加することで, ミラーセラピーを基にした屈曲・伸展を用いた手指リハビリテーションシステムの開発を行っている. さらに, 開発したシステムを用いて評価実験を行い,システムの有効性を確認している.
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