エッジプラットフォームを用いたROSと生産システムとの連携方式に関する一検討
エッジプラットフォームを用いたROSと生産システムとの連携方式に関する一検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS1-6
グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2022/08/24
タイトル(英語): Cooperation method between ROS and production systems using edge platform
著者名: 中井 敦子(三菱電機)
著者名(英語): Atsuko Nakai (Mitsubishi Electric. Corp.)
キーワード: Robot Operation System|エッジアプリケーション|生産システム|OPC UA|Robot Operation System|Edge application|Production system|OPC UA
要約(日本語): 近年、日本の生産現場、特に食品工場等においては、生産年齢人口の減少等により、労働力の確保が困難になっている。労働力不足を補うためには、人中心の作業ラインから機械化・自動化への転換が求められるが、食品製造業は特に中小企業が多く、大掛かりな自動化設備の導入も難しい。そのため、食品工場で導入しやすいロボットシステムの開発が積極的に行われている。これらのロボットシステムは、オペレーションシステムとしてROS及びROS2に対応するものも多いが、ROSは通信仕様が独自仕様となっており、ROSに対応しない生産設備や各種センサとの連携が困難であった。そこで、生産設備や各種センサの情報をROSへ伝えるとともに、ROSと生産システムを連携制御させることを目的として、エッジプラットフォームを用いた連携方式を検討し、検証環境を構築した。その結果、ROSとエッジプラットフォーム間のデータ連携機能を容易に構築できることが分かった。
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