マルチコアREMONにおける常時マイグレーションシステムの提案

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS3-7

グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2022/08/24

タイトル(英語): Proposal for a constant migration system in multi-core REMON

著者名: 西浦 拓志（大阪電気通信大学）,南角 茂樹（大阪電気通信大学）

著者名(英語): Hiroshi Nishiura (Osaka Electro-Communication University),Shigeki Nankaku (Osaka Electro-Communication University)

キーワード: リアルタイム組み込み簡易モニタ|マルチコア|負荷分散|スループット|realtime embedded monitor|Multi-core|load balancing|Throughput

要約(日本語): 近年、組み込みシステムでもマルチコア化が求められる。そのため、我々は従来のシングルコアREMONの利点を残したまま、REMONをマルチコアに対応させた。マルチコアREMONの動的に負荷分散するはずの単一ICB方式だがact_tskを実行したコアが他のアイドルタスク中のコアがあるにもかかわらず、ほぼすべてのISRを実行している。そのため、本研究では単一ICB方式のマルチコアREMONに常時マイグレーションシステムの実装を提案する。コアとISRの紐づけを動的に変化させることでISRを実行するコアを動的に分散し並列性を高めることでシステム全体のスループットを向上させる。