スペクトル拡散方式を用いた可視光車々間通信・測距統合システムのためのテールランプ・デイライト抽出手法の検討
スペクトル拡散方式を用いた可視光車々間通信・測距統合システムのためのテールランプ・デイライト抽出手法の検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS5-4
グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2022/08/24
タイトル(英語): Taillight and Daytime Running Light Extraction Method for Visible Light V2V Communication and Ranging System Using Spread Spectrum Technique
著者名: 川原 守玲那(関東学院大学),水井 潔(関東学院大学)
著者名(英語): Surena Kawahara (Kanto Gakuin University),Kiyoshi Mizui (Kanto Gakuin University)
キーワード: ITS|車々間通信|可視光通信|領域抽出|物体検出|ITS|Vehicle-to-Vehicle Communication|Visible Light Communication|Region Extraction|Object Detection
要約(日本語): 通信と測距が同時に行えるスペクトル拡散(SS)方式を用いた車々間通信・測距統合システム(ブーメラン方式)として,LEDと光センサを用いる可視光ブーメラン方式がある。今までは光センサとしてフォトダイオードを用いていた。本研究ではイメージセンサを利用する。信号は次のように流れる。後方車からデイライトの点滅で前方車にSS方式のPN信号を送る。前方車ではイメージセンサで受光し,そのPN信号に前方車データをSS変調し,テールランプの点滅で後方車に送信する。後方車ではイメージセンサでその点滅を受信し,SS復調と測距を行う。しかし,受光イメージセンサ画像をそのまま使うと対象ライト以外も映ってしまう。本稿では,受信画像の中から白色のデイライトまたは赤色のテールランプのみの抽出手法を検討する。本手法では,抽出前に車両の検出・追跡処理を行い,車体のバウンディングボックスを得ることで,抽出精度の向上を図る。
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