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共鳴音を表すひらがなへの濁点付加による構音変化

共鳴音を表すひらがなへの濁点付加による構音変化

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カテゴリ: 部門大会

論文No: PS2-15

グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2022/08/24

タイトル(英語): Changes of articulation through adding a voiced sound mark to hiragana characters representing sonorants

著者名: 鴨下 周平(国士舘大学)

著者名(英語): Shuhei Kamoshita (Kokushikan University)

要約(日本語): 日本語の濁点は本来,無声阻害音を有声化する記号であるが,しばしば「あ゛」や「な゛」のような,日本語の標準文字体系には存在しない文字(以後,非標準文字とする)が使われることがある。非標準文字は,母音や流音,鼻音などそもそも有声音あるいは有声化できない音を表す文字に対して濁点が付与されたものであり,その発音は,発話者の個人的な音声イメージに基づき構音される。本研究における非標準文字は,有声・無声の対立が成立しないため,それぞれに対応する濁点のつかない標準文字の音韻単位を構成する後続する母音の音価に影響を与えることが予測される。このような子音および母音の変化について,音声解析ソフトウェアPraatによって解析し,非標準文字の発音で複数被験者間に類似性が見られるか検証する。また,発音時のブローカ野周辺の脳活動をNIRSで測定し,非標準文字の発音時に標準文字発音時との相違が見られるかも確認する。

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