植物から薬を作るための基礎的検討 ～ベンサミアナタバコの栽培～

カテゴリ: 部門大会

論文No: PS4-8

グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会

発行日: 2022/08/24

タイトル(英語): Fundamental study for Making Medicines from Plants

~Cultivation of Nicotiana benthamiana~

著者名: 村上 輝（北見工業大学）,佐藤 勝（北見工業大学）,虎島 史歩（WOWアライアンスメンバー）,鹿島 光司（WOWアライアンスメンバー）,大場 隆之（WOWアライアンスメンバー）,武山 真弓（北見工業大学/WOWアライアンスメンバー）

著者名(英語): Hikaru Murakami (Kitami Institute of Technology),Masaru Sato (Kitami Institute of Technology),Shiho Torashima (WOW Academia Alliance Member),Koji Kashima (WOW Academia Alliance Member),Takayuki Ohba (WOW Academia Alliance Member),Mayumi Takeyama (Kitami Institute of Technology/WOW Academia Alliance Member)

キーワード: ベンサミアナタバコ|栽培|生育促進生育促進|Nicotiana Benthamiana|culture|Growth Promoting

要約(日本語): 近年，新型コロナウイルスの影響によりワクチンや治療薬への注目が高まっている．ワクチンの製造方法の一種として比較的製造時間が短い植物由来のタンパク質を用いたものが提案され，最もタンパク質を多く抽出できる植物の一つとして，ベンサミアナタバコが注目されている．しかしながら，ベンサミアナタバコは栽培法が確立されておらず，種も一般に流通していないことから，薬に使用するための大量生産を実現すること，安定供給することに向けてのレシピ開発などが不可欠である．我々はその基礎的検討の一つとして，栽培条件を変えて，ベンサミアナタバコの生育実験を行った．また，以前から我々が行ってきた植物に電気照射を行うことにより得られる生育促進効果がベンサミアナタバコの栽培においても活用することが可能かどうかについても同時に検討を行い，当日その詳細を発表する．