能動的行動における速度知覚モデル構築と感性フィードバック制御系に関する一考察
能動的行動における速度知覚モデル構築と感性フィードバック制御系に関する一考察
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS5-7
グループ名: 【C】2022年電気学会電子・情報・システム部門大会
発行日: 2022/08/24
タイトル(英語): Design of a Kansei Feedback Control System with a Velocity Perception Model based on Active Behavior
著者名: 木下 拓矢(広島大学),山本 透(広島大学),竹村 颯太(広島大学)
著者名(英語): Takuya Kinoshita (Hiroshima University), Toru Yamamoto (Hiroshima University), Souta Takemura (Hiroshima University)
キーワード: PID制御|データベース駆動型制御|感性感性|PID Control|Database-Driven Control|Kansei
要約(日本語): 現代では建築機械など,人が操作する機械が多く存在する.それらの機械においては燃費や効率以外にも,人が快適に操作できるかなどの「感性」を考慮する事も重要だと考えられる.人の感性を考慮した制御系設計には先行研究として,操作する機器の慣性モーメントに着目した制御系が提案されている.その手法において,脳波計などを用いて人の快適度を測定しない場合,機器操作時の快適度を算出する人の感性モデルが必要になる.人の感性モデルについてはウェーバー・ フェヒナーの法則を用いたものが提案されている.しかし,ウェーバー・フェヒナーの法則は音や匂い, 光などの刺激に対して適用される法則であり,脳内で想定した動きと実際の機器の動きの偏差を考慮した場合は,モデルの改良が必要であると考えられる.そのため本研究では,人が機器を能動的に操作する際,実際の機体速度と人が体感する知覚速度の関係に着目した新たな感性モデルを提案する.
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